こちらに引越してきてから趣味&取材をかねて、新たなサービスを試す機会が増えました。アメリカに限らずだと思いますが、「あーコレあるある!」という離脱防止策&販促手法をまとめてみました。いわゆるグロースハックなんだと思います。
友達紹介が必ずある
どんなサービスにもほぼ必ず友達紹介欄「refer a friend」があります。利用者側もそれがあることがわかっているので、何か試してみたいサービスがある時は、利用している友達にクーポンをもらう流れになっています。
私もこのブログで新サービスの紹介しつつ、「refer a friend」のリンクを活用しているので、ちょいちょい割引をもらっています。ありがとうございます。
登録して利用してない人には心配メールが届く。たまにクーポン付き!
オンデマンドお掃除Handyやレシピ付き食材宅配Gobbleなど、利用しようと思って登録したものの、日時指定の必要があり実際の利用は先伸ばしにするケースがありました。そういった登録したけど使ってない状態の時には、すかさず心配メールが届きます。先伸ばしして結局使わなかった…を防ぐためと思われます。
スタートアップのサービス場合はCEOの名前で届くこともよくあります。画像はGobbleのCEOからのメール。もちろん彼が送っているわけではないと思いますが、日本でいうと楽天の店舗の店長からのメールみたいなものでしょうか?
友達紹介でもらったクーポンに加え、エクストラな割引があることもあるので、最近これに味をしめて、登録後しばらくサービスを利用せずに塩漬けにしたりしています。我ながら意地汚い。
お試し期間中や利用開始時は個人メールでフォロー
Boxを利用した時のフォローアップメールについて以前ポストしましたが、こんな感じで個人アドレスからメールが届くことが多々あります。また仕事で利用するサービスなどは、登録時に電話番号が必要で、すぐフォローの電話がかかってきます。いまどき電話!?と思いましたが、ウェブサービスに慣れてない人にとっては、電話が一番ありがたいのかもしれません。
退会をいかに思いとどまらせるか?ツンデレ対応でなかなか退会できない
先日ブログにかいた化粧品サブスクリプションサービス、BIRCHBOXを継続してipsyをいったん退会することにしました。以下は退会ボタンを押してから退会完了までの流れです。
とにかくなかなか退会させてくれない!笑。やめちゃうの?私のどこがダメだった?一度離れたら元の関係には戻れないよ!わかった、でもまたすぐに会いに来てね!みたいなツンデレ感あふれる退会動線になっています。これも結構あるあるで、退会ボタンから退会確定までに何画面かをはさむことが多いです。
退会後も積極的に入会促進。めげない!
日経MJの記事執筆時に登録したPleyからのメールです。退会後にも何度も「戻ってきて!」「今が入会のチャンス!」というメールが送られてきます。めげない精神がすごい。
他にも「あなた今、Wait Listだけど、Facebookでサービス紹介してくれたら優先するよ」とか、「あなたのショッピングカートに商品が入りっぱなしですよ」など、かなりの頻度でメールが届きます。
自分がECサイトのメール販促担当だった時は、あんまり頻度が高いとウザいしな…と思ってましたが、GmailがPromotionsタブを作ってからは、特に気にならないですし、そのタブの中で結局大量のメールに埋もれるので、いまはタイミング勝負なのかも?とも思いました。
日本のメールと違うのは、メール内のコンテンツが少ないこと。もちろん一概には言えませんが、日本のメールはメール内で色々説明して、サイトに誘導するイメージですが、こちらのメールは要件は1つ!ウェブに来て!という感じ。
サイトも日本のサイト(楽天やヤフーなど)はコンテンツが多いですが、こちらのサイトはシンプルorコンテンツが少ないイメージです。この辺は国民性の違いなのかもなぁと思います。まあ、何事も一概には言えませんが。
ということで、このブログで紹介しているサービスを試してみるときは、クーポンあるかもしれないのでお声がけくださーい!