ここ最近のサンフランシスコ、乗り物系のシェアリングエコノミーが活発なので、通勤途中で見かけたものをすべてまとめてみました。
 
特に3月頃から街中にシェアスクーターが増えています。シェアスクーターといってもバイクではなく、電動キックボードみたいな感じです。みんな歩道を走っているので、てっきり免許なしでも乗れると思っていたのですが、なんと!免許必須!免許のない私には関係のない乗り物でした…。

1. ドッグあり自転車シェア Ford Gobike

 
 
ドッグ(ステーション)があって、返却もドッグに戻すタイプの自転車シェア。以前はBay Area Bike Shareという名前だったのですが、リブランドして現在はFord Gobikeという名前がついています。
 
実際に運営しているのは、Motivate という会社。ポートランドのNikeブランドのシェアバイク、ニューヨークのシティバンクのシェアバイクなどもこの会社が運営しています。
 
Ford Gobikeブランドになってから、ステーションの数も増えて便利になっています。近々電動アシスト付きの自転車になるようです。
 

2. ドッグなし自転車シェア JUMP

 
こちらはどこでも乗り捨て可能なドッグなし自転車シェア JUMP。電動アシスト付き自転車なので楽チンです。少し前にこのJUMPについてのレポートをブログポストしましたが、昨日JUMPはUBERに買収されました!展開が早い!
 
 

3. バイクシェア scoot

 
日本のいわゆるスクーター(バイク)のシェアリングサービスのscoot。アプリで近くのスクーターを確認して予約→スマホが鍵代わり→目的地近くの駐車スポットに乗り捨てできます。初回のみ研修があるもよう。
 
サンフランシスコ市内で400台ほどシェアされているようです。街を歩いてると結構な頻度で乗ってる人を見かけます

4. スクーターシェア LimeBike, SPIN, Bird

 
こちらが最近物議をかもしているスクーターシェアのLimeBike、SPIN、Bird。スクーターとは言っても前述のscootとは異なり、電動キックボードみたいな感じです。ヘルメット必須とは書いてありますが、ほぼヘルメット着用している人は見たことがありません。
 
このタイプのスクーターがいきなり増えたため、サンフランシスコ市がなんらかの対応に向けて動いてるようです。スクーターシェアについては、今の所はっきりとしたレギュレーションがないもよう。
 

5. 通勤ライドシェア Chariot

 
通勤の時間のみ稼働しているバンのライドシェアのChariot。ネットで一般からルートを募集し、同一のルートに120~200人が投票したらChariotのバンが走りだします。詳しくは日経MJの寄稿記事を参照してください。
 

6. ライドシェア UBERLYFT

 
そしてもちろんありますUBERとLYFT。UBERのライドシェアの中にもUber Pool Express、Uber Pool、Uber X…とさらに細かな選択肢があります。詳しくは先日まとめたUBERのメニュー全種類のポストを参照してください。
 

7. カーシェア ZipcarGetaroundMAVEN

 
写真は車が停まってないですが…。こちらは自分で運転するタイプのカーシェア。Zipcarはうちのマンションの1階にもあり、マンションの人がシェアしています。Zipcarはレンタル型で企業が車を用意していますが、Getaroundはpeer-to-peerで一般の人が車を貸し出しています。
 
ひとまず見かけたものだけでもこんな感じ。そして、当たり前ですがこの他に電車、路面電車、バス、タクシーもあります。ざっくりわけても選択肢が10以上!この選択肢、まだまだ増えるのでしょうか。
 
「生産性を上げるために、選択や決断の回数を減らす」というのはよく聞く話だと思いますが、これらのリストから最適な方法を選ぶのは、いずれめんどくさい作業になる気がします。
 
きっと将来は、現在地+次の予定+私の今の気分+今月の財布の状況に合わせて、私が考えずとも適切な移動手段が選択されるのではないかと思いました。
 
話がちょっと飛びますが、最近の資産運用って細かいところはロボアドバイザーまかせですよね?私は自分のお金ながら、実際何に対してお金を投資しているのか細かく知りません。最初に「アグレッシブに攻める」「ほどほどにする」など私の性格から適切な投資手法を選ぶだけ。
 
なんかそんな感じで移動手段を選ぶ日も近いんじゃないかなーと思いました。
 
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