2年以上前にポストした「Uber全7メニュー解説@サンフランシスコ、UberX以外にも色々あるよ」の記事に継続してアクセスがあるので、改めて最新のUberのメニューについてまとめておきたいと思います。なんとなく古い情報を見てもらって申し訳ないので。。
今回も私が今いるオフィスDG717(217 Stevenson St)からフィッシャーマンズワーフまで乗った場合の見積もりにしました。距離は約2マイル、車で12分ほどです。
立ち上げた画面はこんな感じ。
昔は目的地を入れなくても乗車することができたんですが、結構前(1年以上前かな?)から目的地を最初に入れるUIになりました。Home(家)や Orenchi Beyond(ラーメン居酒屋)などよく行く目的地が下の方にサジェストされています。
英語が通じないドライバーさん(たぶん移民の方)や、たまに耳が不自由で会話ができないドライバーさんなどもいるので、目的地を最初に入れておくことは乗客にとってもドライバーにとってもスムーズな乗車のために大事なプロセスになっています。
2年前のUI(下図)は目的地ではなくピックアップポイントを最初に指定していたので、ここは大きな違いですね。現在はピックアップポイントはデフォルトでは現在地(GPS情報を活用)になっていて、目的地を指定したあとで、ピックアップポイントを調整することができます。
ではでは、現在のUIに戻って解説を進めます。
Uber X – Affordable, everyday rides [Econmy]
目的地を入れるとまず表示されるのはUber Xです。
いわゆるみんなが知ってるUber(白タク)で、運転手も一般の人。Uberの必要事項を満たせば誰でも運転手になることができます。Uber Xはタクシーと同じく1対1のマッチングです。最大4名乗ることができます。
料金: $12.46
到着予想時刻: 6:47pm
乗車最大人数: 4人
Uber Pool – Shared ride, door to door [Econmy]
その隣にあるのが、Uber Pool。
前述のUber Xを乗客同士がシェアするモデルです。似た方向に向かう人と自動でマッチングしてくれます。複数人でシェアするので値段が安い!
Uber Xの時と違って経路が表示されないのは、同乗者によってどの経路になるか不明なためです。誰かと乗り合わせるため、少し遠回りになることもあり、その分到着予想時刻が遅くなっています。最大2人乗ることができますが、表示されているのは1人の料金で、もう1人Poolで乗る場合は追加料金がかかります。
料金: $7.67
到着予想時刻: 6:50-7:03pm
乗車最大人数: 2人
Uber Poolについて詳しくは過去の寄稿記事「進化するウーバー、乗客相乗りでさらにシェア」もぜひ参照してください。
Uber Pool Express – Shared rides with a short walk [Econmy]
最近できたのがこのUber Pool Express。
前述のUber Poolよりもさらに安い!Uber Poolの場合は指定した場所まで迎えに来てくれて、目的地まで送り届けてくれるのですが、Pool Expressの場合は効率よくドライバーがまわるために乗客の方が1-2ブロック移動する可能性があります。実際にどのぐらい移動が必要なのかは、呼んでみないとわかりません。私も何度が使ったことはありますが、最大1ブロック程度でそこまで歩かされたことはありません。
料金: $4.73
到着予想時刻: 6:50-7:03pm
乗車最大人数: 2人
ここまではEconomyで、その横にページをスライドするとPremiumのメニューになります。
Uber Select – High-end, everyday rides [Premium]
一般ドライバーが運転するUber Xの高級車版がSelect。
いい車に乗っているドライバーは、Uber SelectとしてUber Xよりいいレートで乗客を乗せることができます。
料金: $20.20
到着予想時刻: (表示されませんがたぶんUber Xと同じぐらい)
乗車最大人数: 4人
Uber Black – High-end ride with professional drivers [Premium]
Uber Blackはいわゆるハイヤー。
専門の資格を持った運転手がベンツやBMWなどの黒塗りカーで迎えに来てくれます。日本で利用できるUberはコレのことだと思います。
料金: $25.32
到着予想時刻: (表示されませんがたぶんUber Xと同じぐらい)
乗車最大人数: 4人
ここまではPremiumで、その横にページをスライドするとExtra Seatsのメニューになります。最大6人まで乗れるメニューが表示されます。
Uber XL – Everyday rides for groups up to 6 [Extra Seats]
Uber Xの大人数乗れるバージョン。会社のイベントなどで大人数で移動が必要なときによく使っています。
料金: $16.18
到着予想時刻: (表示されませんがたぶんUber Xと同じぐらい)
乗車最大人数: 6人
Uber SUV – Luxury SUVs for groups up to 6 [Extra Seats]
こちらはUber XLの高級車バージョン。
料金: $36.23
到着予想時刻: (表示されませんがたぶんUber Xと同じぐらい)
乗車最大人数: 6人
ここまではExtra Sheetで、その横にページをスライドするとMoreのメニューになります。
TAXI – Taxi without the hailing [More]
タクシーも呼べます!
Uber Assist – Extra assistance from certified drivers [More]
ご年配の方や乗車にアシストが必要な方のためのUber。専門のドライバーさんがきてくれます。金額はUber Xと同じです。
Uber WAV – Wheelchair accessible rides [More]
こちらは車椅子の人のためのUber。
他にもADなど色々表示されてます
この他にもアプリ内では、Uberクレジットカードへの勧誘が表示されたり(私はすでにカード申込み済みなので最近は表示されませんが)、
タップすると以下が表示される↓
オリンピックの広告が表示されていたり(最初の画面下に”NBC Olympic”の表示)、
タップすると出てくる↓
Uberに登録しているVISAカードで買い物すると、10%分のUberで使えるポイントがバックされるサービスの告知(上図の”VISA Local Offers”の部分)があったり。
さらにその下には別アプリになったUberEATSへの誘導があったり、色々盛りだくさんになっています。
これだけの情報を整理して表示できてるのもすごいですよね。これ以外にも支払い方法などを管理する用のメニューが左上にあります。
ちなみにUberはドライバーと乗客が相互にレーティングし合う仕組みになっており、私は4.81★です。まあ普通なのではと。
このメニューの一番上にBikeがあるの気づきました!?今度はBikeに参入しようとしているみたいです。Uber Bike のページも用意されています。
参考記事: Uber’s partnership with Jump could put the future of stationless bikes in San Francisco at risk
改めて2年前のポスト「Uber全7メニュー解説@サンフランシスコ、UberX以外にも色々あるよ」と比べると色々進化してるんだなーというのを感じますね。