サンフランシスコでは、日本にはない日本食(?)に遭遇することが多々あります。うどんにたくあんが入っていたり、グルテンフリーラーメンだったり。
「お…おぅ…」となることが多いのですが、最近私が好きなのがこの寿司とブリトーを融合したSushirrito。サンフランシスコに3店舗、パロアルトに1店舗あり、私が知っているサンフランシスコの店舗はどこもお昼時は行列ができています。
8種類ほどのメニューの中で、今日私が食べたのは Geisha’s Kiss(冒頭の写真、メニュー1段目の真ん中)
まぐろ、たまご、Piquilloペッパー(赤ピーマン)、レンコンチップス、きゅうりなます、レタス、しょうがディップ、柚子とびこなどが巻かれています。
生魚が苦手な人も多いのか、メニューにはエビの天ぷら、牛肉や豚肉が巻かれているものもあります。
端的にいうと太巻きを切らないで食べる恵方巻きのような感じなのですが、太巻きほどかたく巻かず、具のバリエーションも豊かで、かつ様々な歯ごたえのものが巻いてあるので、なかなか面白いです。写真は作っている様子。
Sushirritoは2011年創業。創業者は日本人ではなく、ヘルスケア系の投資会社で働いていた経験を持つPeter YenさんとハワイアンフュージョンレストランRoy’sで働いていたTy Mahlerさん。
公式サイトによると、寿司好きのPeterさんは、座って食べるタイプの寿司レストランは高くて時間がかかる!でも、前もって用意されたものは質が悪い!ということに不満を持っていて、「そうだ!寿司をブリトーみたいな提供の仕方にすれば良いのでは!」とひらめいたのだそう(2008年)。
その後、ハワイアンフュージョンレストランRoy’sのTyさんと知り合い(2010年)、彼とともに数々のR&D、つまり試食を重ね、2011年サンフランシスコダウンタウンに店舗をかまえました。
Sushirritoの他、チャイナタウンにあるSushi Takaでも寿司ブリトー食べられますよ!
Blue Bottle Coffee や Taco Bell に続き、日本上陸も近いかも?