上大岡トメさんと池谷裕二さんの共著「のうだま〜やる気の秘密」と「のうだま2〜記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!」を読みました。そうなのか!と思ったポイントがいくつかあったのでまとめてみます。

やる気は迎えに行くもの

「あーやる気でないなぁー」「やる気スイッチはいらないなぁー」なーんて常々思っていましたが、この本には「やる気スイッチを入れる方法」がかいてありました。それはずばり「カラダを動かすこと」。カラダを動かすと脳が「こいつ、やる気だ!」と勘違いするんだそうです。

「イヤでもとりあえず始めてみる」「無理やりでもよいから体を動かしてみる」ことで、しばらく経つと、少しずつやる気が出て、次第に集中できるようになる。この仕組みを発見したのは心理学者のクレペリンさんで、この心理を「作業興奮」というそうです。

「朝、起きたくないな」というときは、とりあえず布団から右足だけでも出してみる。「原稿書くのめんどくさいな」というときは、とりあえずテキストエディタを開いてみる。

「無理やりはじめる」はこれまでも実行していたものの、そんな理屈があったとは。とりあえず朝起きるのが苦手なので、布団から足だけ出すを実行中です。

三日坊主脱却!続けるコツはB.E.R.I.

脳はもともとあきっぽくできているので、マンネリを打破し継続するためには、「Body(カラダを動かす)」「Experience(いつもと違うことをする)」「Reward(ごほうびを与える)」「Ideomotor(なりきる)」がポイントなんだそうです。

Bodyは前述の通り、Rewardは「これ終わったらビール飲む!」みたいな感じでこれまでも無意識に活用してましたが、ExperienceやIdeomotorの要素はもっと取り入れられるかもーと思いました。

次は「のうだま2」から。

脳は衰えない!年をとって記憶力が衰えたと感じるのは気のせい

脳の神経細胞の数は、3歳以降はほぼ一定で100歳まで生きてもほとんど変化がないことが報告されていて、脳という装置は経年劣化しないのだそう。ということで、「年齢とともに脳が衰える」というのは思い込みの側面が強いのだそうです。

「あーあれ、なんだっけ?あの俳優の名前?若い頃はすぐ思い出せたのに…」みたいなことがちょくちょくあるわけですが、若い頃と今では脳内データ量が違うわけで、データ量が多いため検索に時間がかかっちゃってるだけとのこと。データ量は確かに増えてる感じがします。もう年のせいにできない!?

脳は覚えることより忘れることの方が得意

記憶には短期記憶と長期記憶があり、短期記憶は1ヶ月ぐらい脳に保管され、その後長期記憶に移行すべきか判断されます。短期記憶から長期記憶に移行する基準は、脳が「この情報は生きていくために必要だ!」と判断するか否か。ただ使用回数が多い情報は、脳が大事な内容と勘違いして長期記憶に保存してしまうようです。なので覚えておきたいことは反復して、脳を勘違いさせると良いのだそう。まさに単語カードですね。

最近「年齢とともに人の名前とか覚えられないよなぁ」と思い、はなから人の名前を覚えようとしていなかった自分をちょっと反省しました。

脳は入力と出力では「出力」依存型

脳にとって情報は「入力」と「出力」の2方向あります。覚えることと使うこと。どちらも大事ではあるものの、脳はより「出力」を重視するんだそうですよ。

ということで、読んだ本の情報を強化するためにブログポストとして「出力」してみました。

少し前の本ですが、内容の古さは感じないですし、文章だけでなく漫画による説明もはさみこまれていて、とっても読みやすい本なのでオススメです。