ワインのサブスクリプションサービス「VINEBOX」を使ってみました。お酒の頒布会は珍しいサービスではないですが、このサービスの特徴は1杯ずつ3種類を楽しめる点。独自の特許技術でワインの品質を維持した状態で届くということで、申し込みから待つこと3ヶ月!楽しみにしておりました。
料金は1ヶ月だけ頼むと$35、長く頼めば割引があります。
届いた!
パッケージはなかなか素敵。1杯づつ試験官チックな長細い容器に入って届けられます。1本1本にワインのラベルのデザインがプリントされています。蓋は普通のスクリューです。それぞれの解説カードも合わせて届きました。
早速1杯飲んでみました。フランスの2009 Chateau Suau Rouge, Cadillac。2杯分ぐらいあるのかな?なんて思ったのですが、ほぼ1杯でした。どんな素晴らしいワインなのかなー?と思いワイン名でググったところ
なんと平均販売価格18.31ドルのワインでした!
他のワインも$20.94の赤ワインと$19の白ワイン。めっちゃ普通。
ミスリードを誘う説明だった!
Wine can be intimidating and expensive. With us, discover three wines every month that would cost $100+ by the bottle - if you could find them!
サイトの説明にはこう書いてあるんです。だからてっきり1本あたり100ドル以上するワインが届くんだと思ってました。そしたら18ドルですよ!
いやね、高ければいいってもんじゃないのはわかってますけどね、非日常の1杯を求めて買ったわけですよ、今回。そしたら1本18ドルって!めっちゃ日常!
だいたいワインって1本から6杯取れると思うんです。だから脳内では勝手に100ドルのワインの6分の1を3種類みんなで試してると思ったら安いよね!という計算で申し込んだので、なんか全てが狂ってしまって、うまく算数もできなくなってしまいました。
1杯のパッケージにこんなにこだわってくれなくていいから安くして!
そうなってくると最初に素敵!と思ったらパッケージなんかにもイライラがつのってきます。この1杯の試験管風容器に名前プリントいらないから、もうちょっと安くてよ!とか。
ボックスが扉型になっていて、ぴったり閉まるように磁石がついているんですが、この磁石いらんよ!とか。
1杯はあっという間すぎる…
よくよく考えたら私、一杯じゃ満足できないんです。よくよく考えなくてもわかることですが。美味しいなーと思っても1杯で終わり。空気を含んで美味しくなったところで終わり。足りないよ!
ということで、2ヶ月目はないなーと思いました。私のように意地汚くなく、お酒は1杯ぐらいでよくて、いろんな種類のワインを飲みたい人にはよいサービスかもです。