最近、レシピ付き食材宅配 Amazon Meal Kit、メッセージングアプリ Anytime など、立て続けに新しいサービスの噂があるアマゾンですが、昨日からショッピングSNS「Spark」が使えるようになったので使ってみました。いつも通りプロダクトハンターあかねのネタ帳ページに簡単に整理してポストしようと思ったんですが、なんか長くなってしまったのでブログにまとめました。

Meal Kit 関連記事: Amazon is already selling pre-packaged ‘Meal Kits’ as it bites into service from Blue Apron and others

Anytime 関連記事: Amazon possibly working on new stand-alone messaging app called Anytime

インスタっぽいインターフェイス

第一印象は冒頭の画像のとおり、インスタっぽい!単独のアプリではなく、Amazonのショッピングアプリの追加機能としてリリースされています。

アプリを起動するとSparkの告知が出ていたので、設定に進みます。いくつか気になるキーワードを選び(下画像左)ユーザーネームをつけて、通知の設定をすれば勝手にタイムラインが生成されます。既にアマゾン会員としてログインしているので、諸々の登録作業はなし!

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表示されるタイムラインの気になるポストをタップすると(下画像右)、購入できる商品の上に黄色い丸が表示され(下画像中央)、下に商品リンクが表示されます。そしてリンクからそのまま商品ページに進めば、いつも通りのフローで購入できる!さすがアマゾン、購入までの流れのスムーズさは完璧ですね。

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自分もアップロードしてみた

私も早速最近購入した商品をアップロードしてみました(下画像左)。画像を上げれば自動で商品を判定してくれるのかな?と思ってたんですが、自分で選ぶ必要がありました。リンクは購入履歴から選べるようになっていて(下画像中央)、購入したものをポストする流れを想定している感じでした。もちろん購入していないものも検索などからリンク可能です。

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人気インスタグラマーを誘致してるっぽい

めっちゃインスタっぽい写真をあげている人の名前を検索してみると、やはりフォロワー数が多いインスタグラマーでした。#Sponsoredというタグがついているので、アマゾンがお金を払ってポストしてもらってるのかもですね。

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画像の右下にある買い物バックのナンバーはこの写真で紹介されている商品数なんですが、一番右の写真は…。こういった写真の場合は、だいたい撮影に使ったカメラとレンズがリンクされていました。

友達とつながる流れは今のところなし

Sparkはアマゾンのショッピングアプリ内の機能なので、今のところアプリのハンバーガーメニューを開いた奥にあります(下画像左)。

SparkのメニューはFeedの他に、Explore(下画像中央)、自分の投稿を確認できるYour Activity(下画像右)がありますが、今のところ実際の友達とつながる機能はないようで、なんとなく洒落てる人をフォローしてみています。検索もイケてないので、Exploreでなんとなく人気のものを見たりーという感じ。ちなみにSparkの場合は、Like!(いいね)ではなくSmileでした。

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使ってみた感想

まだ少しさわってみただけですが、Spark経由でいつもとは異なる形で商品にたどり着いたので、閲覧履歴の傾向が変わり、アマゾンのレコメンドが少し変化しました。

必要なものを購入するのではなく、思わず欲しくなっちゃうものに巡り合う機会をなんとか作ろうとしてる感じがしますね。FacebookやInstagramではなく、Amazonで!

参考記事: ディスカバリーショッピング、米国で広がる欲しいものを発見するための新たな消費行動

これからこの「Spark」を頻繁に使うかというと微妙…。友達ともつながれないし、自分がポストするモチベーションがあまりないんですよね。いずれFacebook連携とか、Instagram連携とかも出てくるんでしょうか!?しばらく様子を見てみたいと思います。

余談ですが、あまりアマゾンのアプリを使ってなかったので、今日はじめてアプリの画像検索の機能も使ってみました。こっちは色々便利かも。服などの精度はイマイチだったので、さらなる進化に期待!

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普段はFacebookページ「プロダクトハンターあかねのネタ帳」でサンフランシスコから新しいサービスを試した感想などを発信しています。よかったら「いいね!」お願いします。

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