Netflixオリジナルのドキュメンタリー「Making a Murderer」にどハマりしました。内容はタイトルの通りなんですが、昨年12月に全10話が公開されて米国では話題となっています。

ウィスコンシン州の Manitowoc County に住むスティーブンさんは、ご近所づきあいはあまり良くなかったようですが、結婚して子どももおり、ちょっとやんちゃしつつ、平和な人生を過ごしていました。

そんな中いきなり婦女暴行の罪で逮捕されます。自身にとっては全く身に覚えのない罪でしたが、暴行を受けた本人の証言もあり、有罪判決を受けます。そしてそのまま刑務所へ。

その後18年の年月が経ち、発達したDNA検査技術により、婦女暴行を行ったのはスティーブンさんではなく別の犯罪歴がある男性だったことが判明します。技術の進化により無罪を勝ち取ったスティーブンさんでしたが、その期間18年です。長い。

第1話はこの冤罪について。冤罪が生まれる過程はなかなか生々しく、恐ろしさを感じたもののエンディングはめでたしめでたし!

…で終わるように見えるのですが、なんと釈放後間も無く新たな容疑をかけられてしまうのです。今度はなんと殺人罪!

そして2話目からはスティーブンさんは本当に殺人犯なのか?そうではないのか?視聴者自身が問われるような内容となっています。毎回「え!」という新たな証拠が出てきたり、「まじか!」という証言が出てきます。まさに寝れない。

第1話の内容を話してしまいましたが、このドキュメンタリーは前情報なしで見ることをおすすめします。

以前、Netflixはデータドリブンだ!(データドリブンで制作された大ヒットドラマ「House of Cards」、何がデータドリブンなのか調べてみた)というポストをしたので、この作品はどんな感じでデータドリブンなのかな?と思ったのですが、これについては持ち込み企画だったようで、とくにデータドリブンで作られた作品ではありませんでした!笑

Netflix自身もこんなにヒットするとは思っていなかったとのこと。

反響が大きすぎてホワイトハウスがコメントを出すなど(リンク先はちょっとしたネタバレになるのでクリック要注意です!)、異常な盛り上がりのこのドラマ。面白いので時間があるときに見てみてください。

「黒い迷宮: ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実」を読んだ時にも思いましたが、同じ出来事でもこれほどに人によって見え方が異なるものなのかと思います。なので、私自身もこのドキュメンタリーの内容が必ずしもそのままだとは思いません。作り手のバイアスはかかっていると思います。でもでも、とても興味深いです。

第1話はYouTubeで公開中です。Youtubeでの1話公開はNetflixとしては初の試みのようです。すでに130万視聴越え。

よく飲み会などでも最近見ているドラマの話で盛り上がるのですが、最近のヒットは確実にコレ。他にはAmazonオリジナルの「The Man In The High Castle」や、同じくNetflixの「Master of None」など。普通のテレビ番組と並んでNetflixやAmazonのオリジナル作品が出てくるのは、改めてすごいなぁと思います。