今年は数えてみたら7回も結婚式に参列してました。お年頃というわけでもないのに!

東京、ハワイ、サンフランシスコ、サウサリート、ナパ、モンタナなどなど。たくさんの結婚式に参列して、これは日本でも取り入れられるのでは?という良いところがあったので、日本と違うなぁと感じた部分をまとめてみました。

ご案内のウェブサイトがすごい

事前にプロのカメラマンに依頼して写真を撮って、その写真を使ってウェブサイトを作ります。以下はサンプル画像。the knot などウェディング用ウェブサイトを簡単作れるサービスもいくつかあります。

theknot

ウェブサイトはまさに2人が主役!ドメインも BradandAngie.com みたいな感じですし、出会ってからの軌跡が載ってたりします。日本に住んでた頃だったら、ちょっと恥ずかしいような気がしますが、こちらに住んでいると自分も作りたくなるから不思議です(笑)。

ウェブサイトがあると、結婚式の後に写真をそこで共有したり、意外と便利なので、内容の差こそあれ日本でも流行るのではと思います。

セレモニーの場所が自由

教会やチャペルだけでなく、ある時は美術館のお庭で、ある時はお家のお庭で、そしてある時は海辺でセレモニーが行われました。日本だとホテルや結婚式場のチャペルが多いと思うのですが、こちらに来て参列したセレモニーはとっても自由でした。

牧師さんがいる場合もあれば、友人が式を取り仕切ることもあります。誓いの言葉も自分たちでアレンジしたり、式の最中に詩を読んだり。

なんとなくの流れはありますが、これが決まり!みたいなものがない。ちなみに私はセレモニーで谷川俊太郎の「あい」を日本語と英語で読んでもらいました。

ブライズメイド&アッシャーがいる

最近日本でも増えているようですが、花嫁&花婿のサポート役としてブライズメイド&アッシャーが各3〜5人ぐらい立てられます。サポートしてもらえるのはもちろんのこと、みんなお揃いのドレス&タキシードなので、写真映えします。他にもリングベアラー(指輪を運ぶ男の子)、フラワーガール(バージンロードに花びらを撒き清める女の子)などもカワイイ!

また日本だと新郎が待っていて、新婦とお父さんがバージンロードを歩くのが普通だと思いますが、米国の場合、その前に新郎の両親、新婦のお母さん&エスコートする近親の男性、前述のリングベアラー&フラワーガール、ブライズメイド&アッシャーなどが入場します。みんなとっても幸せそうなので、この入場シーンも素敵だなぁと思います。

結婚式&パーティーの時間が長い

大体3時ぐらいに集まりだして、夕方4時頃にセレモニーをして、その後カクテルアワーでみんなで歓談。その後ディナーに移ります。ディナーの後はバーでダンス。それが真夜中まで続くのでトータル6時間〜8時間ぐらいでしょうか。

その間、お色直しなどもないので、花嫁&花婿はゲストとじっくり話すことができます。

日本はセレモニー→披露宴→2次会という流れで、実質同じぐらいの時間ですが、とてもせわしないイメージがあるので、同じ場所でのんびりできるのはよいなーと思いました。日本の場合はホテルの回転の問題などで難しい気がしますが。。。

ご祝儀ではなくギフトを贈る

結婚する2人がウィッシュリスト(欲しいものリスト)を作って公開します。最近は「ハネムーン資金」や「Amazonのギフトカード」をウィッシュリストに入れておいて、直接的ではないご祝儀を送るような形も増えているようです。あと何かにつけメッセージカードを持っていきますね。この国は。

日本のように現金によるご祝儀は期待できないので、ご祝儀を結婚式の資金に充てることはできません。アメリカの風習的には費用は新婦側が負担することになってるようですが、そこはカップルによりけりのようです。

前日&翌日も予定が組まれている

遠くから来たゲストのために前日&翌日の予定も用意されています。前日はWelcomeディナー(リハーサルディナー)、翌日はブランチなど。モンタナで参加したウェディングは遠方からのゲストが多かったためか、ハイキングなどのイベントも企画されていました。他の参列者と1日だけでなく、2日、3日と時間をともにするので自然と仲良くなります。その点は素敵だなぁと思いますが、企画する側は大変だろうなぁと思います。

番外編:婚約指輪を身につけている

式に参列している人が既婚者の場合、大体女性は結婚指輪と合わせて婚約指輪を身につけています。日本で私が注意してみてなかったので、日本の既婚女性も身につけているのかもしれませんが。

また米国では婚約中の女性は婚約指輪を日常的に身につけています。日本で婚約指輪身につけてる人、あまり身近にいなかったけど私のまわりだけ?

なんとなく日本って婚約指輪の出番が少ない気がするので、せっかく高い買い物なんだし、もっと活用機会があった方がよいなぁと思いました。

他にも結婚式前にバチェラーパーティー&バチェロレッテパーティーを企画したり。いろんな結婚式を経験して、結婚前の自分にアドバイスしたくなったのでブログに書いてみました。

でも、花嫁の手紙がないのは物足りない!あそこで号泣するのが楽しみなのに!

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